2020年に心に残った本など

■去年は71冊読みました。 そのなかで心に残った本は以下のとおり。(読んだ順に) 『海を撃つ――福島・広島・ベラルーシにて』安東量子『のどがかわいた』大阿久佳乃『短篇コレクションI』池澤夏樹=個人編集世界文学全集第3集『またの名をグレイス』マーガレ…

遠くない未来の話

侍女の物語著者 : マーガレット・アトウッド早川書房発売日 : 2001-10-25ブクログでレビューを見る» 『侍女の物語』マーガレット・アトウッド ドラマにもなっているけど、どんな話かほとんど知らずタイトルを見た時にファンタジー系の話なのかと思って読み始…

このところのこと

継続中読書 ■『死のロングウォーク』スティーヴン・キング 買った本も図書館の本も大量に積んでいるのに、なぜか再読。 「あれ、しおりがないなあ」と言っていたら、息子が岩波少年文庫小公子のしおりを貸してくれた。 これは、蠅の王ではないか…? と思いな…

2018年に読んだ本

よくぼうの本棚 - 2018年01月~2018年12月 (102作品)英子の森 (河出文庫)松田青子読了日:01月01日死の鳥 (ハヤカワ文庫SF)ハーラン・エリスン読了日:01月09日蝶のいた庭 (創元推理文庫)ドット・ハチソン読了日:01月16日新しい分かり方佐藤雅彦読了日:01…

まとめ

よくぼうの本棚 - 2017年09月 (12作品)学校図書館の司書が選ぶ小中高生におすすめの本300 (なるにはBOOKS 別巻)-読了日:09月02日この世の春 上宮部みゆき読了日:09月05日図書室の魔法 下 (創元SF文庫)ジョー・ウォルトン読了日:09月09日あひる今村夏子読…

まとめ

よくぼうの本棚 - 2017年08月 (4作品)ピンポン (エクス・リブリス)パク・ミンギュ読了日:08月02日彼女がエスパーだったころ宮内悠介読了日:08月21日書架の探偵 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)ジーン・ウルフ読了日:08月31日図書室の魔法 上 (創元SF文庫)ジ…

まとめ

よくぼうの本棚 - 2017年07月 (6作品)ゴーストドラムスーザン・プライス読了日:07月01日十代に共感する奴はみんな嘘つき最果タヒ読了日:07月01日真実の10メートル手前米澤穂信読了日:07月05日冒険歌手 珍・世界最悪の旅峠恵子読了日:07月10日凍てつく街…

まとめ

よくぼうの本棚 - 2017年06月 (5作品)エクソダス症候群 (創元日本SF叢書) (創元日本SF叢書)宮内悠介読了日:06月10日13の理由ジェイ・アッシャー読了日:06月10日ブローティガン 東京日記 (平凡社ライブラリー)リチャード・ブローティガン読了日:06月10日…

まとめ

よくぼうの本棚 - 2017年05月 (11作品)裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)宮澤伊織読了日:05月05日東京日記5 赤いゾンビ、青いゾンビ。川上弘美読了日:05月09日錆びた太陽恩田陸読了日:05月17日不機嫌な姫とブルックナー団高原…

2007年に読んだ本。

■間に子供を産んだ割にはよく読んだんじゃないかと。スピリットだかオポチュニティだかどっちか忘れたけど、今も元気に火星で活動中だそうで、こないだニュースで「火星人発見?!」みたいなニュースに出てたね。 『東京日記2 ほかに踊りを知らない。』川上弘…

『しをんのしおり』三浦しをん

しをんのしおり (新潮文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/10/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (132件) を見る電車の中で読むのは危険ですよ、と注意を受けてお借りしたんですが、まんまと電車の中で読…

『妖精のアイルランド』

妖精のアイルランド―「取り替え子」(チェンジリング)の文学史 (平凡社新書)作者: 下楠昌哉出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2005/08/01メディア: 新書購入: 3人 クリック: 6回この商品を含むブログ (8件) を見る子供が病気になったときに竃の火で子供に憑いて…

『シェイクスピアの墓を暴く女』

『シェイクスピアの墓を暴く女』大場健治 シェイクスピアの墓を暴く女 (集英社新書)作者: 大場建治出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/10/17メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見るたまたまシェイクスピア続きですが。 シェイクスピアの出自がは…

『あるミイラの履歴書−エジプト・パリ・東京の三千年』

あるミイラの履歴書―エジプト・パリ・東京の三千年 (中公新書)作者: 神谷敏郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/04メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る「あるミイラ」というより、日本におけるミイラの歴史や扱いについて書かれている…

坪内祐三『新書百冊』

新書百冊 (新潮新書)作者: 坪内祐三出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/04/10メディア: 新書購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (38件) を見るどうもこの人の語り口が鼻について苦手なんだけど、面白そうだなぁと思った本がいくつかあったので…

『τになるまで待って』

『τになるまで待って』森博嗣 τになるまで待って (講談社ノベルス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/09/06メディア: 新書 クリック: 17回この商品を含むブログ (259件) を見る犀川先生と西之園萌絵の関係が微妙すぎ…… 相変わらず何か裏に隠…

『鏡の中は日曜日』

『鏡の中は日曜日』殊能将之 鏡の中は日曜日 (講談社文庫)作者: 殊能将之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/06/15メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 48回この商品を含むブログ (81件) を見る文庫化されてたんで。「樒/榁」は読んでなかったし。 感想は…

『ウォータースライドをのぼれ』

『ウォータースライドをのぼれ』ドン・ウィンズロウ ウォータースライドをのぼれ (創元推理文庫)作者: ドン・ウィンズロウ,東江一紀出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2005/07/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (64件) を見…

『まひるの月を追いかけて』

まひるの月を追いかけて作者: 恩田陸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/09/11メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (72件) を見る一生懸命新刊を追いかけなくなって、たまに手にとって読んでみて驚いた。なんか、つるりと余分なものが…

『黒い仏』殊能将之

黒い仏 (講談社文庫)作者: 殊能将之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (84件) を見るそういえば読んでなかったな、と思って。引越しのごたごたでなかなか時間が取れないときはこういう本が…

『Θは遊んでくれたよ』

『Θは遊んでくれたよ』森博嗣【Amazon】 確かにトリックはそんなにひねりのあるものでもなかったけど(古畑でなかったっけ。ネタバレっぽいから反転させとくけど、被害者のお尻からおみくじが出てくるってやつ)、シリーズものの面白さとしては前回よりつな…

『「恐怖の報酬」日記』恩田陸

『「恐怖の報酬」日記』恩田陸【Amazon】 飛行機が苦手な人って、離陸を異様に怖がりますよね。本当に怖いのは着陸の時なんだけどなーって思います。 その恐怖体験に本文の1/3を裂いているっていうことは、もう本当にそればっかりしか記憶にないんだろうなぁ…

『小説以外』恩田陸

『小説以外』恩田陸【Amazon】 デビューから今日に至る14年分のエッセイを集大成。創作の舞台裏から、読書遍歴、あまり表に出ることのないその素顔まで。物語に愛された作家・恩田陸のすべてが分かる、ファン必携の一冊。 本当の本読みの人が勧める本っての…

『世界文学を読みほどく』

感想はのちほど。

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

感想はのちほど。

『古道具 中野商店』

感想はのちほど。

『黄昏の百合の骨』

感想はのちほど。

『ヨーロッパ退屈日記』

感想はのちほど。

『パンダの死体はよみがえる』

感想はのちほど。

『外国遠足日記帖』

『外国遠足日記帖』岸田今日子【Amazon】 「人生観が変わる」と出かけたインド、キャン・ノット・スピーク・イングリッシュで歩き回ったロンドン、ゴンドラに犬と同乗したヴェネチア、香港では西太后が好んだスイカを賞味…カメラも持たずメモも取らず好奇心…