やる気の季節。

春や秋にいろいろやる気になるのは、きっと、「寒い」ということや「暑い」ということに脳みそを使わなくて済むので、その余裕から生まれるのだろうと思う今日この頃。
ということで、今、がんばろうと思っていることがいくつか。ひとつはしばらく触れないうちに退化してしまった漢文読解能力を復活させるとか。
先日K氏(まだその方面では現役なのでがんばってほしいところだ)といろいろ話していたら、読解能力復活という意味では、『論語』を読むよりは『孟子』を読んだほうがよいのではないかとのこと。「『大学』読めばいいじゃん」と言われた。というか、どこかに『四書集注』があるはずなので、探してみるか。
個人的には『荘子』が読みたいんだが、ただでさえ意味深長であるのに、いきなり白文では厳しかろう。
とりあえず、秋になるとなぜか李賀の詩が読みたくなるのだ。


ぱらぱらと子規の『筆まかせ抄』を読んでみたら、めっぽう面白い。
前からじわじわときていた明治文学ブームだが、今自分が高校生だったら、うっかり国文科に行っていたかもしれないくらいだ。ずっと積読にしている子規のほかの本も読もう。というか、『墨汁一滴』だけないのかー…