初。

■1日休むか午後から休むかぐずぐずしているうちに、うっかり二度寝をしてしまったので1日休むことにした。
だってよー、ウチの会社、半日休暇とか気の効いたもんがないんだぜー。

■ということで、昼前に起き出して軽く掃除をして昨日の豚汁とパンで食事。一瞬パンに納豆を乗せるのも考えたけど、面倒だったのでやめた。夜のテレビもつまらんけど、昼のテレビはもっとつまらんね!

■早めに家を出て、都会の本屋を満喫しようと思っていたのだけど、まずは偵察を兼ねて有楽町から一直線に歌舞伎座へ向かったところ、チケット発売までまだまだ時間があるというのに、すでに並んでいる人が数人いて、もう焦りやすい素人としては、なんとなくうっかり並んでしまい、2時間近くも待つはめに。
ということで、生まれて初めて幕見を体験してきましたよー。
いやぁ、あったかい日でよかった。もう前から4、5番手ぐらいに並んじゃったんで、座って待つことができましたが。何食わぬ顔で本を読んだりしつつも、初心者としては「あー、夕飯買うの忘れちゃったなー。途中で出れるのかなー」とか、「全部観る時ってチケットどうやって買うのかなー」とか、もうドキドキソワソワですよ。もし、途中で外に出れなかったら、食パンと豚汁以降、夜の9時まで何も食べれないんでね、大変ですよ。
並び始めて1時間ぐらいまでは10人程度しか並んでなかったのが、3時過ぎからあれよあれよと並び始めてました。……ちゅうことは、1時間前くらいに来れば良かったんですね。まぁいいや。
並んでる間、前のほうのおばちゃんと係の人の話を聞いていたところ、やっぱり口上のある午前中が人気があるとのこと。夜はまだ折り返しということもあって、多少余裕があるんだとか。「まぁ、四月・五月はこれ以上だと思いますが」……やっぱりなー。

■やっと時間になってチケット(通しは最初に全部買えるんですね。よかった)を買って4階へ。息が上がった……
隣に座った女の子二人が、「一番いい席ってすごい高いんだよねー」「大学生になったらとろうねー」と話をしていた。ご贔屓の役者さんもいるみたい。なんだかいいなぁ。
きょろきょろしているうちに開演。
3階のさらに上なので、本当に舞台の真ん中しか見えないし、花道なんてもっての他だけど、いやはや楽しかったー。なんといっても華やかで、5時間あっという間でした。途中で無事夕飯も調達できてお腹いっぱいなのに、初めて一度も眠くならずに最後まで観れたし!<それはどうかと

■今回の幕見、行こうかどうかぐずぐずしていたら「こういうのは観ておいたほうがいいに決まってるんだから行ってこい」と言ってくださったK氏へお土産に筋書きと木村屋で桜あんとうぐいすあんのあんぱんを買って帰る。
調子に乗って東京駅まで歩いたら、三鷹に着く頃には膝が痛くなってきた。年寄りめ。
あー、四月も観たいけど、やっぱり五月が観たいなぁ。無理かなぁ。