再び上野。

■早いうちに家を出てまた上野まで行ってきた。公園口でパパンとママンと合流。
混んでいるのを覚悟で『北斎展』。
招待券を２枚もらったので、２枚で自分とパパンが北斎。ママンは隣で伊万里・京焼展。それにしても、北斎、11時に行って待ち時間50分。やっぱり金曜の夜に行くべきだったかなぁ。
やっと中に入ったら、いやもうすごい人人人。
絵の下の方に「ここまで」っていうグレーの線が引いてあるけど、気づいてる人ほとんどいなかったんじゃないかな。一番前で観るのも至難の業。
全部で500点で、入れ替えで常時300点の展示ということだそうで、それこそ間近で全部観ようとすると一日あっても足りなそうな感じ。どう考えてもママンのほうがガラガラですぐに出てきそうだったので、観れるところは近くでちゃんと観て、あとはもったいないけど軽く流す程度で。富嶽三十六景なんて８重くらい人垣。すげぇ。でも、なぜか百物語の前には人がいなくて、じっくり観れたけど。
それにしても、つくづくこの人は天才だと思ったよ。
年代順に並べてあって、初期の頃の西洋画の遠近法を取り入れた版画も面白かったけど、時代が下るにつれてその手法を完全に自分のものに昇華してできあがったのがあの版画たちなのだっていうことがよく分かった。
ああ、空いてるときに（そんなのがあれば）もっとじっくり観たかったなぁ。

■駆け足で観て、外に出てみたらママンのほうが遅かったというオチ。
空いてたけど、北斎のほうが時間がかかりそうだから思う存分じっくりご覧になってきたんですってよ。
というか、なかなか出てこなかったので、腹が減って死にそうなパパンと先に精養軒に行くことに。ほどなくママンもやってきて、琥珀の時間を飲みつつハヤシライス。
満腹になったところで電車に乗って銀座へ。
ぶらぶら歩いてお茶して東京駅で分かれて帰宅。銀座ユニクロ限定商品なんてあるの、初めて知ったなぁ。