またぞろ備忘。

木洩れ日に泳ぐ魚

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ほんとうの環境問題

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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

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体の中の美術館―EYE,BRAIN,and BODY

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幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり』面白かった!

そして、文化は死んでしまいました。(中略)その理由は明らかです。闘って勝ち取るべきものが何一つ残されていないから、手軽な娯楽が多すぎるからです。(中略)人間が受け身なスポンジにーー吸収するだけで、何も生み出さないスポンジになり下がろうとしているのも不思議はありません。世間の人々が、平均して一日あたりどのくらいの時間をテレビに費やしていると思いますか。三時間だそうです。じきに人類は、自分の人生というものを持たなくなるでしょうね。連続ドラマについていこうとするだけで一日が終わってしまうんですから!

思い当たる節々が。
ともあれ、久しぶりに読んでいて時間を忘れる本でした。


『ほんとうの環境問題』、地球温暖化の真偽はともかくとして、少子化について「女性が子供を産まなくなったのは、ネットや携帯などが普及して自分の世界が広がっている今、あえて十数年も子育てに自分の時間を取られるのはたまらないと思っている」というのは、お金がないからとか、男女の雇用機会の均等化だとか、分かるような分からんような説明より、もう、ズバリってところだと思うですよ。


つうかねー。
『エディプスの恋人』がすごく面白かった!というようなことを書きたかったのに、時間がだいぶ経ってしまったよ。ちえ。