『「恐怖の報酬」日記』恩田陸

飛行機が苦手な人って、離陸を異様に怖がりますよね。本当に怖いのは着陸の時なんだけどなーって思います。
その恐怖体験に本文の1/3を裂いているっていうことは、もう本当にそればっかりしか記憶にないんだろうなぁ。
『小説以外』と合わせて、恩田陸の小説に対する考え方とか、物語を生み出す端緒がどの辺にあるのかを知れて、「なるほどー」というところが端々に。そういえば、この間読んだ『世界文学を読みほどく』もそうだし、前から気にもなっていた、小説における作者の視点というものがものすごく気になる。
あと、ワープロやパソコンを使うことによって、簡単に小説(嘘)が作れるようになったということとか。